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翻訳雑記

翻訳者の選定基準

弊社では、お客様から翻訳のご依頼があった後、翻訳を担当する翻訳者を選定する際には主に以下の点を参考にしています。

  1. 英語・日本語の高い言語能力
  2. 翻訳実務経験
  3. 翻訳する分野の専門知識
  4. ITスキル・調査能力

1. 英語・日本語の高い言語能力

翻訳を行う際には、原文の情報を正確に読み取る読解能力、翻訳後の文章の正確性や表現能力が求められます。弊社では、日本人翻訳者を選定する際には、英語能力の基準として最低でもTOEIC900点以上、または英検1級を目安にしています。英語ネイティブ翻訳者を選定する際には、日本語の能力として日本語能力試験1級を目安にしています。また、日本人翻訳者、英語ネイティブ翻訳者いずれの場合も、翻訳後の言語(主に母国語)の高い表現能力が必要となります。

2. 翻訳実務経験

翻訳者によって能力が異なりますので一概には言えませんが、3年以上の翻訳実務経験、できれば5年以上の実務経験があることが望ましいです。

3. 翻訳する分野の専門知識

翻訳する分野の専門知識を有していることは、当該分野の専門家が読んでも不自然でない訳文を作成するためには必須です。弊社では、様々な分野において、長年の実務経験および専門知識を有し、また翻訳実績も豊富な翻訳者が多数在籍しています。翻訳者を選定する際には、弊社の担当者がお客様からいただいた原稿を読んだ上で、今までの経歴や翻訳実績を元に、最も適切と思われる翻訳者を選定します。

4. ITスキル・調査能力

お客様からのご依頼の際、原稿はWord、Excel、PowerPoint、PDFファイルでいただくことが多く、翻訳を行う際には、可能な限り原文と同様のレイアウトを維持します。従って、翻訳者はこれらのソフトウェアを使いこなせることが重要です。また、翻訳作業を行う際に固有名詞や不明点などが出てきた場合は、主にインターネットを活用して詳細な調査を行うため、インターネットに関する十分な知識が必要となります。

以上が、弊社が翻訳者を選定する際に重視する点となりますが、その他にも、過去の翻訳文の品質や、納期に遅れたことがないかどうか、また人間性なども重視しております。